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もも香のギモン質問

教えて!子宮頸がん vol.2

内田もも香
子宮頸がんは原因が明らかな”予防できるがん”。
正しく知って行動すれば避けられる病気です。
かけがえのない命と未来を守るために、もっと子宮頸がんを知って下さい。

自分の体のこと、ホントに知ってる?

子宮がんと子宮頸がんは違うの?

子宮がんには、赤ちゃんを育てる「子宮体部」にできる「子宮体がん」と、子宮の出口である「子宮頸部」にできる「子宮頸がん」の2種類があります。この2つは、原因も、発症しやすい年齢も異なる別のがん。子宮頸がんは最近20〜30代に急増しており、これから妊娠・出産を考える女性に注意してほしい病気です。

子宮頸がんの原因はなに?

子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の子宮頸部への感染が原因で起きます。HPVは身の回りのどこにでもいるウイルスです。100種類以上の型があり、皮膚などにできるイボの原因になる型と、子宮頸がん発症に関わるハイリスク型に分類されます。ハイリスク型の中でも特に16型・18型が進行子宮頸がんと関連する割合が高いことが分かっています。

感染すると必ずがんになるの?

性交経験がある女性の80%以上がHPVに感染しますが、ほとんどの人は免疫が働いて治ります。ごくまれにHPVが消えずに感染が続くと、約5〜10年でがんになるといわれていますが、10~20代の若い女性の場合、発症や進行が早い場合もあります。

子宮頸がんにならないには?

原因となるHPVの感染を防ぐワクチンがあります。性交経験前の10代での接種が効果的ですが、20代以上でも予防効果はあります。でもワクチンで予防できるのは7割程度で、すでに感染したHPVを消滅させることはできません。子宮頸がんの予防と早期発見には、ワクチンに加えて、定期的な検診が欠かせないのです。


内田もも香

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