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子宮頸がんについて

知る

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あなたは子宮頸がんについて、どれだけ知っていますか?
原因が明らかな“予防できるがん”であり、
正しい知識を持って行動すれば避けられる病気です。
自分と愛する人の命を守るために…。
女性はもちろん男性も、もっと子宮頸がんを知ってください。

子宮にできる2つのがん

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子宮には、赤ちゃんが育ち、生理をつくる「体部」と、その出口である「頸部」があります。子宮にできるがんの割合は、「体がん」が約3割、「頸がん」が7割です。この2つは全く別のがんで、「子宮がん検診」といえば、基本的に「子宮頸がん検診」のことです。


20〜30代に増える頸がん

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「子宮頸がん」は性交渉によって、子宮頸部にHPV(ヒトパピローマウイルス)が感染することで発症します。20代・30代に急増しており、これから妊娠・出産を考える女性が最も注意すべき病気といえます。

原因はありふれたウイルス

HPVは身の回りのどこにでもいる、イボの原因ウイルスです。現在100種類以上の「型」が知られ、性器や粘膜に感染するものが約40種類あります。そのうち15種類が子宮頸がん発症に深く関わる「ハイリスクHPV」として特定されており、なかでも進行子宮頸がんでは16型・18型の感染が多く認められます。

自覚症状ないまま進行

性交渉を通して女性の80%以上がHPV感染を経験しますが、ほとんどの人は免疫が働いて自然に治ります。しかしごくまれにHPVを排除できず、感染が持続した場合、約5〜10年でがんになるといわれています。10代など若い人ほど免疫が活発で早く治りますが、いったんがんになると進行が早い場合もあります。いずれも初期にはほとんど症状がなく、不正出血などの症状に気づいたときは、すでにがんが進行しているケースが少なくありません。

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