子宮頸がん啓発キャンペーン

ファイナンシャルプランナー

政橋 奈保美さん

自分の未来は、自分の責任です。

　25年ほど前のこと、家業の会社で経理を担当していた母に、がんが見つかりました。突然仕事ができなくなる…その大変さを目の当たりにしました。結局、経理は私が引き継ぎましたが、税金や保険など知らないことばかり。この経験をきっかけに、もっとお金について知りたい、また多くの人にお金について伝えたいと思うようになりました。

　もちろん世の中はお金が全てではありませんが、「貧すれば鈍する」という言葉もあります。お金がないことで、実際に人は強いストレスを感じます。しかし適正なお金があれば、何事も自分で選択し、納得して生きられます。日本人の２人に１人はがんになるといわれる今、がんは人ごとではありません。そして経済的なことは、準備できることなのです。

　これからの時代、ますます自己責任が重くなると思います。世の中の動きを自分の目で見て、きちんとお金に興味を持つことが大切ですね。